ワックスを付けても、
- 髪がうまく立ち上がらない
- 付けすぎて変になる
- 後ろ髪が変になる
- 全体的にバランスが取れない
- 全く束にならない
- くせ毛だから上手く髪がまとまらない
こんなお悩みを抱えたメンズに、
サロン帰りのようになる束感が出るワックスの付け方を事細かに解説します。
クセが少し強い人でも、綺麗に仕上がるテクニックをいっぱい詰め込みました。
髪質がストレートで細くない・柔らかくないという方は、
ある程度飛ばしながら見てください。笑
ワックスの付け方
束感の出るワックスの付け方は、基本的には満遍なく全体に付けて、
メリハリをつけるとこをしっかりと立たせることです。
立たせる=ワックスをいっぱい付けるということではないので、
付け方の工程をしっかりチェックしましょう。
ワックスをつける前にスタイリングがやりやすい下準備
ワックスを付ける前に、まずはセットしやすい髪の状態にしましょう。
特に寝癖などは髪の毛がうまく立たなかったりするので、
スタイリングがうまく決まらない1つの原因です。
前準備はワックスを付ける工程と同じくらい重要なので、
サロン帰りのようにしっかり決めたい場合は、前準備を忘れずに。
髪の毛をリセットした状態に
朝起きた時などは、まずは髪をしっかりと根元まで濡らしてクセを取りましょう。
できれば朝シャンプーで完全にリセットできればベストですが、
急いでいる場合は霧吹きなどで根元まで全体を満遍なく濡らしましょう。
お風呂上がりのタオルで拭いたくらいの水滴が垂れてこない程度がベターです。
束感のメリハリを出したいなら洗い流さないトリートメントも
髪を乾かすとが髪がうまくまとまらないという方は、
洗い流さないトリートメントを使用すると、ツヤが出て束感も出しやすくなり、
ヘアセットも楽になりますのでオススメです。
他のおすすめや使い方はこちら▽
セットの前に、自分にあったワックスかチェック
まず、自分の髪質ややりたい髪型に合ったワックスかどうかをしっかりとチェックしてみてください。
髪質や髪の長さによって、立ち上がりすぎたりペタッとなりすぎたりと、ワックスにも相性の良し悪しがあります。
このワックス合っているのかな…?と疑問に思う方は
メンズヘアワックスおすすめランキング10選!髪型&髪質別特集
を参考にどうぞ。
セットに使うワックスの量
セットに使うワックスの量ですが、
ショートヘアでビー玉1.5〜2個分が目安です。
最初に全部使うのではなくて、
- 最初は1玉分
- 途中で0.5玉分
というような流れで使用しましょう。
ワックスの付けすぎでスタイリングがダメになることが多いので、
少しづつ付けるは基本中の基本だと覚えておいてください。
前髪以外の全体に満遍なく付ける
ワックスを手にとって満遍なく手のひらいっぱいに広げたら、
襟足と前髪(フェイスライン)を含まない髪の毛全部に満遍なく下から上にかきあげるように付けていきましょう。
かきあげるようにすることで立ち上がりが良くなります。
順番としては
- バック(後ろ髪)
- 襟足
- トップ(頭頂部)
- サイド(耳の上から後ろあたり)
の順番で全体的につけていきます。
前髪には薄く付ける
前髪には絶対にワックスを付け過ぎない様に注意しましょう。
アップバング(前髪を上にあげる)場合は、しっかりつけますが、
前髪を下ろす場合は、少し毛先をつまむ程度に付けて整えるだけにしましょう。
全体を整える
サイヤ人状態のボンバーヘッドになったら、
全体的に髪の毛を散らしながら整えます。
手を振りながら髪を撫でる様につむじから放射状に上げた髪を下ろしていきましょう。
この動作が毛束感を作る重要なポイントです。
放射状に下ろしていくことで、横も後ろも変な髪の流れを作らない様に出来ます。
正面から見てダイヤモンドシルエットになる様に整えることが基本です。
毛先を遊ばせる
耳よりも上の髪の毛をいくつかつまんで、毛束を作ります。
この時に、トップに近い前髪はつまんでも大丈夫ですが、
おでこに接触する髪の毛は摘まない様にしましょう。
最後にヘアスプレーで仕上げ
しっかりセットできたら、
時間が経って崩れてしまわない様にスプレーできっちりと仕上げます。
スプレーは3秒間くらい、つむじを中心に円を描く様に全体にかけて上げるとムラにならずにキープできます。
ヘアスプレーを持っていない・ヘアスプレーのおすすめも教えて!という方は、
メンズヘアスプレー超おすすめ5選&軟毛でもキープできる使い方
もおすすめです。
ワックスの付け方が上手くいかない&スタイリングが上手く決まらない場合
美容室でやってもらったように上手くスタイリングが決まらない、、という方は、
ワックスをつける前の髪の毛の状態も見直してみましょう。
ドライヤーでクセ直し
髪をしっかりと濡らしたら、
ドライヤーで寝癖や前髪の割れなどのクセをしっかりと直しましょう。
ドライヤーで立ち上がりやすいようにクセづけ
寝癖や前髪の割れなどをしっかり取ったら、同時に髪の毛が立ち上がりやすいように、
頭頂部・後ろ髪・襟足・サイドバックなどの部分にメリハリが出るようにクセづけしましょう。
- 頭頂部・バックは握って立たせるようにドライヤーを上にして乾かします。
- 前髪とサイド・襟足はドライヤーを下向きにして乾かして浮かないようにします。
このクセづけがしっかりできれば、セットが非常に楽になります。
詳しくはこちら▽
クセが強くてストレートになりにくい方はアイロンがオススメ
髪がうまくまとまりにくかったり、クセで髪がうねうねして束感を出しにくい方は、
アイロンでナチュラルなストレートを作ってみましょう。
軟毛で髪の毛が細い方は、前髪などのフェイスラインは根元までアイロンしないでおきましょう。
くれぐれも、アイロンを使用する際は髪を完全に乾かした状態にしてください。