縮毛矯正を自分でやる場合の失敗しないやり方・コツ、注意点を流れに沿ってご紹介。
まっすぐになりすぎない自然なストレートにするコツや、
自宅・セルフでやる場合に必要な準備、おすすめの縮毛矯正の薬剤・アイロンなども、
合わせてご紹介します。
縮毛矯正は美容師でも失敗することが多くあるので、万全な準備で臨みましょう。
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縮毛矯正の値段・頻度や期間、やり方や長持ちさせる方法などまとめ
縮毛矯正をやる前に髪のダメージをチェック
縮毛矯正は、縮まった髪の毛を薬剤と熱の力で矯正するので、
髪の毛に大きなダメージを与えることになります。
なので、縮毛矯正をやる前に、必ず髪の毛のダメージはチェックしましょう。
ダメージが大きい場合は失敗する可能性大
髪の毛にダメージがある状態で縮毛矯正をすると、
ダメージがかかりすぎてビビり毛(髪の毛がダメージで縮れること)になる可能性が非常に高くなります。
少し髪を引っ張っただけで切れてしまったり、水で濡らした状態で髪を引っ張ると簡単に伸びて切れてしまうようであれば、
縮毛矯正してもビビり毛になる可能性が最も高いので、
しっかりと地毛が生え揃ってからにしましょう。
セルフ縮毛矯正に必要な道具
自分で縮毛矯正をする場合、
塗り残しや肌荒れがなどが起こらないように、
美容室と同じ道具や準備が必要となります。
自分でやる場合も準備を疎かにすると失敗する可能性が高くなるので、
きちんと準備することが大切です。
縮毛矯正の薬剤・前後剤
縮毛矯正には1剤・2剤といった施術に必要な薬剤があります。
ドラッグストアで売っている市販のものだと、
成分的にうまくまっすぐになり辛かったりするので、
美容室でも使用しているものと同じ成分のものを使用しましょう。
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コストパフォーマンスと評判も良く、しっかりと矯正される薬剤になります。
髪の毛の量の多さと長さに合わせた薬剤量を購入しましょう。
あと、縮毛矯正はダメージが大きい施術になるので、
ダメージを抑える前後剤も準備しておいたほうが効果的です。
さらに前後剤は薬剤の浸透率もよくなるので使用をオススメします。
ヘアアイロン
施術の際に、必ず必要になるのがヘアアイロンです。
プレートはセラミックのもので160〜200度程度の温度調節ができるものを選択しましょう。
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3,000円程度で購入できて使い心地もいいものです。
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ヘアクリップ・コーム(くし)・ワセリン
全体的・部分的に縮毛矯正をする際は、
髪の毛の中までしっかりと薬剤のつけ残しができないように、
髪をブロックで分けれるヘアクリップと、
髪が絡まないようにコームを用意しましょう。
あと、肌が弱い人は薬剤がオデコなどにつくと荒れてしまいますので、
ワセリンなどでカバーすることをオススメします。
ヘアブラシ・薬剤用の容器・手袋・ケープ
髪にしっかりと薬剤が染み渡るように、
専用のヘアブラシや薬剤を入れる容器などを準備しておきましょう。
ヘアブラシを使用して髪に塗る場合と、
そうでない場合の浸透差は大きく変わるので、
極力用意した方がいいでしょう。
自分で縮毛矯正のやり方の流れ
先ほどの準備を整えれたら、
自分で縮毛矯正をする際のやり方の流れ・コツや失敗しない注意点などを覚えておきましょう。
所要時間は美容室と同じく2時間以上かかるので、
時間に余裕がある時にやりましょう。
シャンプー・タオルドライ
軽くシャンプーで髪の毛の汚れなどを落として、
髪の毛の状態をリセットします。
もしワックスなどを使用しているのであれば、
しっかりシャンプーで落としておきましょう。
シャンプーをしっかり洗い流したら、
タオルドライでしっかり水気をきりましょう。
ドライヤーで乾かさないように湿らせた状態で薬剤を塗っていきます。
1剤を塗る手順・やり方・コツ・注意点
髪を湿らせた状態で1剤を塗っていきます。
薬剤を塗る際に、塗る場所に分けてヘアクリップで止めます。
前後剤を使用する際、この時に使用しましょう。
根元から毛先に向かって、薬剤を塗っていきます。
薬剤をたっぷり塗らないと、うまく薬剤が浸透しないので、
何度も重ね塗りをすることをお勧めします。
1剤を塗る際は根元に注意しながら塗りましょう
1剤を特に前髪塗る際に、根元から塗ってしまうとボリュームが出なくなり、
髪が折れてしまったりする場合がありますので、
根元から1cmは離して塗るようにしましょう。
他の場所にも根元へ塗る場合、地肌から1cmはあけましょう。
猫毛・軟毛の場合、1.5〜3cm程度は地肌からあけておいた方が、
ボリュームも失われずにまっすぐになりやすいです。
1剤を塗って決まった時間まで放置
1剤を塗ったら2〜30分ほど時間まで放置します。
サランラップを髪の毛全体に巻いておきます。
放置した後に、指に髪の毛を巻いて薬剤の浸透を確かめます。
指にくるんと巻き付くようなら次のステップに進みましょう。
もし巻きつきが鈍いようであれば、10分程度放置して、
再度髪の毛を指に巻きつけて確認します。
お湯のみで洗い流して完全にドライヤーで乾かす
1剤をしっかり洗い流します。
この時にシャンプーは使用せずにお湯のみで洗い流します。
その後、ドライヤーで完全に水気がなくなるように乾かします。
ヘアアイロンでストレートに癖づけ
ヘアアイロンを使用して髪の毛にストレートの癖をつけていきます。
ヘアアイロンをする際も、ヘアクリップで必ず髪を分けて、
少量ずつ髪の毛をストレートにしていきましょう。
ヘアアイロンでまっすぐする際に、自然なストレートにすれば、
ピンと張ったようなまっすぐにはならないので、
ヘアアイロンの使用方法などを覚えておきましょう。
2剤を塗る手順・やり方・コツ・注意点
ヘアアイロンで髪の毛をまっすぐにした後、
2剤を塗って髪の毛の癖を固定させます。
2剤に関しては根元から使用しても大丈夫なので、
1剤と同じ手順で2剤も散布していきましょう。
その後、ラップを巻いて10分程度放置します。
お湯のみで洗い流す
2剤もお湯のみでしっかりと洗い流します。
洗い残しのないようにしっかりと洗いましょう。
前後処理剤を使用する場合は、このタイミングでタオルドライして前後剤を散布します。
トリートメントを使用して乾かして完成
しっかり洗い流したら、トリートメントをして再度髪を洗い、
洗い流したら髪の毛を乾かします。
乾かした時に、綺麗にストレートになっていれば完成です。
もし失敗した場合
もし失敗した場合は、美容院に行って施術してもらうことをおすすめします。
ビビり毛の場合は、素人の場合治すことは難しいので、
必ずプロに依頼しましょう。
変な癖がついた場合は、裏技として完成直後にシャンプーで洗い流すと髪の毛の癖が少し取れますので、
シャンプーをしてみるのも手ではあります。
縮毛矯正でまっすぐにできたら似合うスタイリングも
縮毛矯正でまっすぐにできたなら、
ストレートでも似合う髪型のスタイリングもやってみましょう。
参考▽
ワックスで毛束感を作る方法・コツ&作りやすい髪型【メンズ必見】